シンクロモンスターの使い方と召喚方法、おすすめデッキやサポートカード紹介
遊戯王には2体のモンスターを「チューニングする」という「シンクロ召喚」が存在します。シンクロ召喚にはエクストラデッキにシンクロモンスターが必要なのと、それとは別にチューナーモンスターも必要となります。
あらかじめこれらを用意してできる特殊な召喚方法となりますので、準備するカードとやり方を覚えておきましょう。それでは、ご覧ください。
シンクロ召喚とは?
シンクロ召喚とは、決められた2体以上のモンスターを使いエクストラデッキから白枠のシンクロモンスターを召喚することです。
白枠のモンスターは「エクストラデッキ」と呼ばれる0~15枚で構成出来る場所に設置しておきます。現在ではメインデッキ40枚に加えてこのエクストラデッキも15枚そろえておくことが重要となっております。
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動する。このカードの攻撃力は、自分フィールドのレベル2以下のモンスターの攻撃力の合計分アップする。
このようにシンクロモンスターの説明欄に何を素材として召喚したら良いかが書かれています。こちらの場合は、「ジャンク・シンクロン」とチューナー以外のモンスターを用意するということですね。また重要なことですが、素材とするモンスターの星の合計がシンクロモンスターと同等でなければなりません。このジャンク・ウォリアーの場合は合計で星5になるように素材を準備しましょう。
融合や儀式とは違い、素材はフィールドに出てないと原則としてシンクロ召喚は行なえません。また、2枚のカードをリリースして召喚するので、2枚の素材は墓地へといきます。
シンクロ召喚で出したこのモンスターに関しては、星5モンスターとして扱いますので、このカード素材にして更にシンクロ召喚やエクシーズ召喚することが可能となっております。それにより更に強力なモンスターを召喚する子が出来ますね。
オススメのシンクロモンスター
シンクロモンスターには強力なカードが多く、どのようなデッキにも入ってしまうものがあります。ただし当然どのデッキにも入るということはそれなりにカード相場も高くなってきます。現在でも多く使われているシンクロモンスターを紹介します。
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードをリリースして発動できる。その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードの(1)の効果を適用したターンのエンドフェイズに発動できる。その効果を発動するためにリリースしたこのカードを墓地から特殊召喚する。
こちらは安価で手に入る強力な効果を持つカードですね。フィールドのカードを破壊するという効果を1度だけ無効破壊することが可能となっています。しかもこの効果でリリースしたエンドフェイズに戻って来るため非常に便利ですね。いわゆる「破壊耐性」を持つことが出来るので初心者であれば使ってみるのも良いでしょう。
チューナー+チューナー以外のSモンスター1体以上
(1):1ターンに1度、このカード以外のモンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。この効果でモンスターを破壊した場合、このカードの攻撃力はターン終了時まで、この効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(2):このカードがレベル5以上の相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。
先程のスターダスト・ドラゴンと同じく星8のシンクロモンスター。こちらの効果も非常に強力で、1ターンに1度何かしらのモンスター効果を無効にして破壊することが可能です。ターンの先行を選び、このカードさえ出してしまえば相手の動きを封じることが可能です。現在では魔法や罠カードよりもモンスター効果で繋げてコンボするといった流れのほうが多いです。そこで好きなタイミングに無効破壊出来るのは強みとなります。
また元々の攻撃力も高い上に、星5以上の相手モンスターと戦闘を行うとまず負けることがありません。モンスター破壊の魔法・罠を打たれない限りは厄介な存在になることは間違いないでしょう。
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが特殊召喚に成功した時、または相手フィールド上にレベル5以上のモンスターが特殊召喚された時に発動する。相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。「月華竜 ブラック・ローズ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
手札に戻す効果、通称「バウンス系」の効果を持つシンクロモンスターです。自分が特殊召喚された際にも発動出来るし、続いて相手ターンに星5以上のモンスターが出された際にもこの効果を発動可能です。
こちらのカードの強みはモンスターを「破壊」するというわけではないという点です。相手が先程紹介した「スターダスト・ドラゴン」を召喚して破壊耐性を持っていたとしても、この月華竜ブラック・ローズの効果は発動しますので、1枚は持っておきたいカードですね。
ルール上、このカードのレベルは12として扱う。このカードはS召喚できず、自分フィールドのレベル5以上で同じレベルの、チューナーとチューナー以外のモンスターを1体ずつ墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、自分フィールドに魔法・罠カードがセットされた時に発動できる。「パワー・ツール」Sモンスターまたはレベル7・8のドラゴン族Sモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。
(2):フィールドのこのカードは、他の自分のSモンスターが存在する限り、攻撃対象及び、効果の対象にならない。
こちらはシンクロモンスターの中でも特殊なモンスターですね。シンクロ召喚は出来ないとありますが、「レベル5以上で同レベルのチューナーと非チューナー」を墓地へ送った場合に特殊召喚が可能ということです。条件としてはそれほど難しいものではありませんね。
条件は限られてきますが、よく使われる素材としては「クイック・シンクロン」や「アクセル・シンクロン」といった星5のチューナーモンスターを素材にしたり、
シンクロ軸として構成出来るデッキ「BF(ブラックフェザー)」のテーマにも「BF-朧影のゴウフウ」や「ABF-五月雨のソハヤ」などこちらも星5チューナーが多数存在するのでオススメです。
効果を見ると非常に強力なのがお分かりいただけると思います。自分が魔法・罠をセットすると、レベル7・8のドラゴン族シンクロモンスターを特殊召喚することが可能ですね。これまでの紹介した3枚もすぐに出すことが出来る・・というわけですね。
シンクロに最適なデッキ
シンクロをメインとしてデッキを構築するには、やはり「チューナー」モンスターがいるかいないかで決まってきます。どんなに強力なテーマであっても、チューナーを採用しにくいと中々シンクロ召喚をすることが出来ません。
この中でもシンクロ召喚を学べるデッキとしてスタンダードなのは、ストラクチャーデッキを揃えることによって簡単に作成することが出来る「シンクロン」ですね。強さはそこまで・・・ですが、すぐに作ることが出来るので初心者としてはオススメとなっています。
それ以外ではBFデッキがオススメ。安価なカードが多く、すぐに揃えることが出来るので試しに動かしてみたいという方は集めてみると良いでしょう。